各センターの紹介

未来医療センター Medical Center for Translational Research

医学・バイオ研究の実用化研究シーズの探索に始まり、医薬品・医療機器・再生医療製品等のfirst-in-human試験から市販後臨床試験に至る一連の臨床開発プロセスをシームレスに支援するのが未来医療センターです。文部科学省橋渡し研究拠点、厚生労働省早期・探索的臨床試験拠点としての実践を担う場として、橋渡し研究プロジェクトを総合的にマネジメントし、薬事関係支援、細胞培養調製施設の運営管理などを通じて、開発の各段階で必要な支援を提供するとともに、健康人を対象にした第Ⅰ相試験を含む薬事法下の様々なフェーズの治験、PETマイクロドーズ試験、ICH-GCP対応の国際共同治験、医師主導治験、ヒト幹細胞を用いる臨床研究、遺伝子治療臨床研究、先進医療制度下の臨床研究など様々な臨床試験の管理・実施を支援します。

未来医療センター



臨床研究センター Academic Clinical Research Center

臨床研究をめぐる環境の変化はめまぐるしいものがあります。平成29年5月には「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が改正、平成30年春には「臨床研究法」が施行されます。世界では、GCPの刷新について議論が始まっています。今後も、新しい治療方法の開発、IT技術の進化、情報量の急速な増加、グローバル化等に対応して、規制も進化していくことと思います。一方、変わらないことがあります。それは、患者さんが中心であること、いかなる研究も「被験者保護」が最優先されることです。しかし、これらもその中身は、規制の進化以上に進化していきます。阪大病院臨床研究センターは、医療法上の臨床研究中核病院として、他の医療機関と連携して、最先端の「被験者保護」と最先端の規制に準拠した研究実施体制の両輪を実現します。この基盤の上で多くの治験・臨床研究が実施され、その研究結果が患者さんにいち早く還元されるよう、未来医療開発部未来医療センター・データセンター・国際医療センターと連携し研究を支援します。

臨床研究センター



データセンター Data Coordinating Center

臨床試験を科学的に実施し質の高いエビデンスを得るためには、適切に研究計画を策定し、信頼性を保証できるデータ収集、試験結果の適正な統計解析等が最も重要です。そこでデータセンターでは生物統計家、データマネージャーなどの専門家を配置し、学内外の臨床試験を受託支援し、試験の精度向上に努めています。具体的には症例登録・割付グループ、データマネジメントグループ、生物統計グループ、情報技術グループ、画像解析グループの5グループに分かれプロトコル及び症例報告書の作成支援、症例登録・割付業務、データベースの構築・管理業務、データマネジメント業務、統計解析業務を実施しています。また院内の医療情報部と提携し、EDCシステムの整備や多施設共同疾患データベースの構築を行っています。

未来医療開発部 データセンター



国際医療センター Center for Global Health

近年、経済活動をはじめ、政治、文化、スポーツなど多くの分野で国境を超えて全地球的規模で動くようになりました。医学、医療、健康の分野も、より高いレベル、安全、安心を求めて国境を超える時代になっています。大阪大学医学部附属病院では、医療の国際化に対応し「全地球的な健康」を促進するために、国際医療センターを設立しました。
国際医療センターは、大阪大学医学部附属病院の進んだ医療を求める外国人患者の受け入れや医療従事者研修などのインバウンドと、日本の優れた医薬品、医療機器、医療サービスの海外展開のアウトバウンドを進めます。また、医療のグローバル化に伴う人材教育と研究を行います。 このような国際医療を展開するために、大阪大学内の外国語や国際分野に精通した学部、研究科と連携し、また国内・海外の関連機関と共同して、本院のみならず関西地域、日本国内での国際医療の拠点となり国際医療ネットワークの形成をめざします。医療の国際化に対応する新しい組織を設立することで、我が国の医療のイノベーションをめざします。

国際医療センター